不動産売却を検討する際に真っ先に行うのが「売却査定」です。
「不動産業者の行う売却査定」と「不動産鑑定士の行う不動産鑑定評価」は違うんですか?と聞かれることがありますが・・・
簡単に言ってしまう「直近で売れるであろう価格」と「現在の純粋な評価額」の違いであり、最終目的が違うため価格に差が出る場合が多いです。
〇売却査定価格・・・概ね3ヶ月以内で売却できるであろう価格
〇不動産鑑定価額・・・不動産(土地若しくは建物又はこれらに関する所有権以外の権利をいう。)の経済価値を判定し、その結果を貨幣額に表示すること
現在の経済価値である鑑定評価額で取引できれば一番良いのですが、不動産の価格は経済情勢・需給動向によって短期間で変化しております。
したがって、不動産売却が前提であれば「不動産業者の売却査定」、不動産の経済価値が知りたいというのであれば「不動産鑑定士の鑑定評価額」ということになります。
更新日時 : 2013年01月19日 | この記事へのリンク :